今週の主な国内ニュース 12月29日から

*今週、ハノイで、汚職防止対策中央指導委員会委員長を務めているベトナム共産党のグェンフーチョン書記長は2014年の同委員会の活動を総括し、2015年の任務を定める会議を主宰しました。会議で、チョン書記長は「2014年、汚職防止対策は前向きな成果を収めた。しかし、汚職防止対策は今後も多くの試練と困難に直面するので、法律や体制の整備など弱点が多い分野に関心を寄せる必要がある。また、チョン書記長は汚職防止対策に寄与するため、資産公開の効果向上に努力するよう提案しました。

*今週、ハノイで、ベトナム青年連合会第7回全国代表大会が正式に開幕し、グェン・フー・チョン共産党書記長、グェン・シン・フン国会議長を始め、党、政府、国会、祖国戦線の指導者を始め、ベトナム青年連合会の会員の代表およそ800人が参加しました。大会で、チョン書記長は全国のこれまでに青年連合会が達成した成果を振り返った上で、「青年は国の未来の主人公であり、国の建設防衛事業における先鋒的な人々である。青年に関心を寄せたり、その力を発揮することは国の安定と発展の原動力でありながらも目標でもある」と明らかにしました。

*今週、ハノイで、チュオン・タン・サン国家主席の主催の下、中央司法改革指導委員会の第17回会議が行なわれました。この会議は、2014年の司法改革の実施状況を点検し、及び2015年の主要な任務に関する報告草案に意見を集約するためのものです。席上、サン主席は、「2014年中に、司法活動と司法機関は多くの困難と試練に直面したものの、前向きな成果を収めてきた。2015年に、各レベルの党大会が行われる他、司法の組織と活動に関する複数の重要な法案の改正補充を通して、2013年憲法を集中的に実現する」と明らかにしました。
また、サン主席は、指導委員会に対し、政策や法律の完備に向けて司法改革を実現し、司法機関の完備、幹部の育成に集中的に行うと共に、司法改革草案を早期に採択するよう求めました

*今週、ハノイで、グエン・タン・ズン首相の主催のもと、政府の年末の定例会議が開催されました。その主な議題は、法案や、法令案、法的文書の制定とその施行細則政令の作成、および、2015年の任務などです。席上、ズン首相は「2014年における法案や、法令案、法的文書の制定とその施行細則政令の作成作業は質・量ともに好転した」と評価した上で、「問題点も沢山ある」と指摘しました。ズン首相は各省庁に対し、法案や、法令案、法的文書の制定の質的向上にさらに力を入れていくよう要請し、次のように語りました。

(テープ)

行政改革に関する決議19号を断固として実施します。これにより、競争力の向上や、健全な競争環境、経営環境づくりに寄与します。来年はじめに、2014年における各省庁、地方の行政改革作業の結果を公表しなければなりません」

*2015年の新年にあたり、チュオン・タン・サン国家主席は「国が引き続き発展するため、チャンスを生かして、全国民の力を発揮し、国家の利益を保護する」をタイトルとした記事を執筆しました。記事の中で、サン国家主席は持続的な成長をベトナムの現在の戦略的な任務の一つとして位置づけました。また、サン国家主席は「2015年からベトナムは経済を衰退状態から脱出させ、経済成長率を高め、ドイモイ刷新事業と国の工業化近代化事業を強化し、経済モデルの刷新を行う必要がある」と強調しました。

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